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多分強いだろうと思っていたが、やっぱり強かった村田諒太 【早く世界のツワモノと戦って欲しい!】

■万吉:
26日の月曜日、スポーツ紙の一面は「村田諒太」一色だったな。しかし、東洋太平洋ミドル級王者・柴田明雄は、村田側の条件を飲んでよく挑戦を受けたものだ。いくら金メダリストとは言え、相手はプロのデビュー戦だろう。こっちは仮にも東洋チャンピョンだ。

★珍蔵:
話題の村田を倒せば一挙に名前が広まる。それにファイトマネーが高額だったのだろう。この二つの事を考えれば、プロなら誰でも受けるのではないか。実にやりがいのある試合だと思う。それにしても、試合内容は所詮モノが違うという感じだったな。村田は「プロの下にアマがあるとは思わない」と語っていたが、果たしてどうなのだろうかと思っていた。プロのチャンピョンにも意地があるだろうから、どんな試合になるか想像すら出来なかったが、結果は圧倒的だったな。

■万吉:
野球でいえば160キロのストレートを真っ向から投げ込み、打者を圧倒する全盛期の江川のようなボクシングだった。

★珍蔵:
いやあ先生、それ以上だと思うよ。柴田は決して弱い選手ではない。東洋とはいえ仮にもチャンピョンだ。その彼があれ程ズルズル後退するとは。やっぱり村田の構えにスキが無いのだろうな。プレッシャーは相当なものだ。中量級の金メダリストともなれば、アジアでは敵無しなのだろうか。

■万吉:
村田はオリンピックの前に柴田とスパーリングをやったそうだが、その時も村田が圧倒していた、という話だ。言葉には出さなかったが、村田は柴田相手にかなりの自信があったようにも見えた。リングに上がる前から異常にリラックスしていたからな。まあ緊張を隠す単なる「フリ」だったのかもしれないが。

★珍蔵:
村田はガードを固めてプレッシャーをかけ、ボディから顔面に強打を叩き込むという、プロ仕様というよりオリンピックで見られたスタイルに徹していた。柴田が「体の強さ、かけてくるプレッシャーがすごかった。ジャブにも反応できず、何もできなかった」と語っていた様に、やや大振りとはいえパワーは確かに凄いものがある。リーチを生かした右ストレートも良く伸び、彼の持ち味だ。接近戦のテクニックは100戦以上こなしたアマで培われたものだろう。何となくWBAミドル級王者のゴロフスキンを思い起こしてしまう。

しかしミドル級といえども、世界レベルの選手はジャブとフットワークを多用してポイントを考慮したボクシングをしている。村田もその様な「プロ仕様」のボクシングを今回見せてくれると思ったのだが。まあ実力差がありすぎて、そこまでやる必要が無かったのかもしれないが。

■万吉:
スポーツ新聞のコラムで元Sバンタム級世界王者の西岡が「村田が世界の強豪と試合をするようになれば、日本のファンにも『本場のボクシング』を見てもらえる」みたいなことを書いていた。香川照之は「礼儀と謙虚な気持ちを忘れなければ、どんどん強くなる」みたいなことを書いていた。いずれも亀田家への当て付けの含みがあるようで、ボクシング界に流れる亀田とTBSに対する気分が想像されるのはうがった見方か。

★珍蔵:
ボクシングは格闘技だから、そうやってドロドロといがみ合いながらやっていく方が面白いには面白いけどな。亀田家も三男はいいボクサーだよ。伸び代がある。それにしても香川照之は興奮していたな。彼は真のボクシングマニアで、そこらあたりのプロ上がりの解説者よりボクシングの歴史や背景についてはよほど詳しい。WOWOWの解説者、ジョー小泉さんとも気が合う様だ。しかし、千原ジュニアが何故出ているのかわからん。何の関連もないお笑い芸人を出すのはいい加減やめて欲しいものだ。試合の「格」が一気に下がる。

■万吉:
変な芸人を出す意味が全くないどころかマイナスだよ。プロフェッショナルな試合に水を差す様で、見ていてイライラする。関係ない話だが、27時間テレビの視聴率で惨敗したフジテレビが日テレの24時間テレビ潰しの為にぶつけたダブルマッチだから、業界的には視聴率が気になるところだったろう。井上の判定は視聴率を考えると想定外だったかな。

ところで、香川照之が盛んにプロモーターの事を「伝説の人物だ」と言っていたが、このジイさんはそんなにすごいのか?

★珍蔵:
ボブ・アラムのことか。彼はトップランク社というボクシング・プロモーション会社の代表だ。ボクシングのプロモーターでは白髪が爆発した様なヘアスタイルの黒人、ドン・キングが有名だな。金の亡者と悪名高き彼は、今では信用を失い落ちぶれてしまったが、ボブ・アラムは全盛期の彼とずっとライバル関係にあった凄腕プロモーターだ。ドン・キングがヘビー級偏重主義であったのに対して、彼は中量級、軽量級と偏重が無い。現在、オスカー・デ・ラ・ホーヤ主宰のゴールデンボーイプロモーションズと共に世界の二大プロモーターと言われている。オスカーデラホーヤも選手時代はトップランク社所属だった。

所属選手には村田諒太の他に、マニー・パッキャオやファン・マヌエル・マルケスをはじめとして、ノニト・ドネアやリゴンドウ、ティモシー、ブラッドリーなどそうそうたるビッグネームが所属しており、毎年伝説となる様な数々のビッグマッチを成功させている。ボブ・アラムの目に留まったのだから、村田諒太もたいしたものだよ。

■万吉:
村田のファイトマネーは1000万円だった様な事が新聞に出ていた。1Rで500万。おおよそ5分ぐらい戦ったから1分で200万だ。1戦目としては破格だな。

★珍蔵:
プロモーターのボブ・アラム氏は、年内にでも日本であと1回やり、その後シンガポールあたりで試合を組んでアジアのファンを増やし、アジアミドル級のスターとしてアメリカやヨーロッパに乗り込む計画の様だ。その頃には村田のファイトマネーは億単位になっていると言われている。たった3試合にして数億のギャラだ。まさにアマチュアとは天と地だな。村田の奥さんも喜んでいるだろう。勿論、才能が生み出す金なのだが、PVテレビの発達が高額のギャラに拍車をかけている。パッキャオやメイウエザーのファイトマネーが20億~30億というのもうなずける。アジアは人口が多いから、開拓しがいのあるマーケットなのだろう。ボクシングはまさにワールドワイドのスポーツだな。

同じく、北京、ロンドンで金メダルを連覇したライト・フライ級の天才ボクサー、中国のゾウ・シミンはプロに転向して2戦2勝だが、最初の試合のファイトマネーは3000万円だったそうだ。中国人は皆彼の試合を見るだろう。中国は人口が多いから、PVテレビにとってはこれまた巨大なマーケットだな。彼はまだ6回戦ボーイだが、あと1~2年経つと最強の挑戦者として井岡あたりに挑戦して来るのではないか。

■万吉:
ボブ・アラムという人の戦略は、アメリカの戦略そのものだな。中国と日本で完結してしまえば白人の入る隙がなくなる。アジアをネタに儲けるためには、日本と中国が離反しているほうが都合がいい。今は好機なわけだな。

ところで、村田相手に一旗揚げようと、色々な選手が名乗りを上げているようだね。

★珍蔵:
日本王座5階級制覇の湯場忠志や、ミドル級で世界2度挑戦の石田順裕(彼はゴロフスキンにボコボコにされたのだが)が名乗りをあげている様だ。村田を倒せば名前が上がり、しかもファイトマネーが高額だから、ベテランは皆村田とやりたいだろうな。村田がプロの水に馴染む前に勝っておこうというのはプロなら誰しも考える事だろう。弱肉強食の世界だからな。国内での最後の試合は果たして誰とやる事になるのだろう。

■万吉:
ボクシング大好きな先生からみて、村田諒太の一番いい所はどこなんだい?

★珍蔵:
まず気持ちが強いという事だ。勿論、妙な空威張りではなく、しっかりとした強さだ。今回の試合は村田にとっても負けたら相当ダメージが大きかった試合のはずだ。柴田は決して咬ませ犬ではない。組まされたとはいえ、初戦から東洋王者相手に堂々と受けて立ち、どこかの名もないボクサーが相手の如く、いとも簡単に倒してしまった。スケールが大きいというか、圧巻と言うしかない。体の厚さもあるし首も太い。リーチも長く、一目でパワーがありそうな体型をしている。我々が想像する以上にスタミナやスピードもありそうだ。

しかし彼の良い所というか、僕が一番気に入っているところはそういった身体的な事より、彼の知性的なところだ。ヘビー級に君臨するクリチコ兄弟の様に、ボクシングを体系的、論理的に捉える知性を感じさせる。それは、彼が東洋大学で大学職員兼アマチュアボクシングの指導者をしていた事や、アマチュアボクシングに身を投じて高めていこうとしていた事に関係していると思う。WOWOWのエキサイティングマッチでゲスト出演する事があるが、喋ることが論理的でしっかりしている。こういう選手は今までいなかったのではないか。

■万吉:
新聞に「大スター誕生か」みたいなことが書かれていたが、日本人には珍しい重量級(ミドル級)という事だけではなく、確かにそういった意味では今までの日本人ボクサーのイメージを一新させるかもしれないな。

★珍蔵:
世界に目を向けると、ミドル級最強と言われているゲンナディ・ゴルフスキンや天才ピーター・クインリン、アルゼンチンではメッシより人気があるというセルヒオ・マルチネス、あるいはいずれミドル級に上がってくるであろうメキシコの若きスーパースター、サウル・アルバレスなど、今一番面白いとされる階級にいる事も話題に拍車をかけている。どの団体にせよ、この階級で王者を取るのはどれ程控えめに言っても超難関なだけに、「一体、五輪金メダリストの村田諒太はツワモノが集まるプロのミドル級の世界でどこまで通用するのだろうか」といった興味は尽きない。

トップランク社には、前記の天才ボクサー、ゾウ・シミンも所属しているが、今まで見る限りは期待していたほどの試合内容ではない。彼ほどのボクサーでも、プロの水に馴染むのにはまだまだ時間がかかると言う事なのだろう。村田も歩み始めたばかりで、まだまだこれからだが、本当に楽しみな選手には違いない。ここ数年は目が離せないな。







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プロフィール

urimasa

Author:urimasa
珍蔵:設計事務所経営。建築家。
サッカーファン。
(特にバルセロナFC)

万吉:元ジャーナリスト。投資家。
野球ファン。
(特に日ハムファイターズ)

只今【Soccer Journal】に参加中
http://soccer.livedoor.com/

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