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2022年W杯開催のカタールがFIFAの気遣いで揉めているが…【高野連もFIFAを少しは見習うべき】

★珍蔵:
2020年のオリンピック・パラリンピックが東京に決まった。まずはめでたしめでたしだ。今12歳のバルセロナの久保君を7年後の東京五輪で見られるかもしれないな。

ところで開催と言えば、その2年後の2022年にカタールで開催が決定しているサッカー・ワールドカップがその開催時期を巡って揉めている様だ。

■万吉:
W杯っていつも6月~7月開催だろ。その時期のことか?暑いとか?

★珍蔵:
ワールドカップの開催時期については特別な規定はなく、開催国に立候補した時点で大まかな日程を示す事になっているが、欧州の主要国内リーグが「8月開幕~翌年5月閉幕」の日程で組まれている為、6~7月の開催は今まで不文律になっていた。

しかし、カタールでのその時期の平均気温は最高で42度、最低でも30度前後となり、日中は50度もありうるという厳しい時期なので、カタールは各競技場に空調設備を整えることで酷暑対策に万全を期す、としていた。

■万吉:
そういえば、以前にカタールW杯の建設予定スタジアムの計画案をいくつか見たことがあったがどのスタジアムもドーム型で斬新なデザインだった。これを見るだけでもカタールワールドカップへ行きたくなる様なものばかりで、さすがに金持ちの国だと感心したよ。なにしろカタールは豊富なオイルマネーにより国民は所得税がかからない。さらに、医療費、電気代、電話代が無料。大学を卒業すると一定の土地を無償で借りることができ、10年後には自分のものとなる。およそ7世帯に1世帯が金融資産100万ドル以上を保有している富裕層が多い国だ。

スタジアムの全てが最新式の空調完備、それで問題解決ではないのか。

★珍蔵:
何故か、ここにきてFIFAの医事委員会が危険であるとして「ドクターストップ」をかけたようだ。その事を受け、ブラッターFIFA会長も「最近の医学調査でカタールでの夏の開催に疑問が生じた。競技場はクーラーで冷やせても、練習場や国全体は冷やせない。選手達はもちろんベストコンディションで試合に臨んでもらいたいが、観戦に訪れるファンに対しての健康も考えなくてはいけない。」などとして、10月にFIFA理事会に開催時期の変更を諮る事とした様だ。

■万吉:
それはまた妙な話だな。FIFAの理事だか何だかの人達は、開催時期が6~7月でその時期はカタールでは猛暑だ、という前提の上でカタールを認めたのだろう?どう考えても「何をいまさら…」という話だ。そんな事はカタールを検討する時点で分からなかった程FIFAはバカだったのか?という事になる。

確か今回の2020年のオリンピックにカタールも立候補していたな。最初の選考で落ちてしまったが、カタールは10月開催としていた。10月は涼しいのだろう。であるなら、開催時期を秋に変更するという事で解決ではないのか。

★珍蔵:
各国は「6~7月の時期という事で決定したのであり、その前提が崩れたのだから開催地を変更するのが筋だろう」と反発している。ワールドカップは確かに世界的な大会ではあるが、世界のサッカー文化は、代表よりクラブ、なのだ。質の高いサッカーはクラブでこそ見ることができるし、興行的にはそれで成り立っているスポーツだ。それは反故にできないだろう。つまり「プロリーグこそ大事な収入源。一番良い時期にやってリーグを盛り上げたい。だから日程変更などとんでもない!」という事の様だ。

■万吉:
オリンピックと違い、サッカーしかないW杯は競技場さえ快適なら問題ないと思うがな。未開の地でやるわけではなく、実際そこで生活している人々がいる訳だし。そもそも「国全体は冷やせないだろう…」云々等というFIFAの気の使い方が異常、というか不自然の様な気もするが。

「日本には甲子園大会というものがあって、体感温度が優に40度を超すスタジアムで観客は声をからして応援しています。試合はその過酷な環境の中で、16歳や17歳の少年に3日連続で500球の全力投球を課し、そしてその大会に出場する選手は無給です。」とか、FIFAに参考情報として伝えてやったらどうだろうか。

少なくとも甲子園とは異なり、試合は快適な環境で出来る訳だし、観客だってその環境で観戦できる。それ以外は「その国の特性」なのだから、それを含めてW杯開催と認めないとおかしなものではないか。

★珍蔵:
推測するに、おそらく2022年のW杯開催地決定投票を巡り不正があった、との噂が尾を引いているのではないだろうか。

この年の開催は日本も名乗りをあげたが、FIFA理事会での投票で決まったのは中東のカタールだった。勿論、中東自体のW杯開催は初めてだし、アフリカでもやったので次は中東が順当だと思うのだが、問題は投票前日に行われたカタールとフランスVIPの夕食会の内容だ。この夕食会には当時のサルコジ大統領とFIFA副会長のプラティニ氏が、カタールのハマド首相、パリ・サンジェルマン幹部と同席した。その席上で、プラティニ副会長はサルコジ大統領からカタールへの投票を強く迫られたという。そしてその見返りに、カタールは莫大なフランスへの投資を約束したと言われている。

実際、W杯カタール開催が決まった翌年、パリ・サンジェルマンはカタール政府系投資ファンドに買収され、サッカーファンは驚いたものだが、話はサッカーだけにはとどまらなかった。カタールはサルコジ政権下でフランスと税制協定を結び、優遇税制を受けられる様になったのを機に、フランスの石油メジャー会社であるトタルに資本参加したり、ツール・ド・フランスもカタール航空がメインスポンサーになり、出発地をカタールにする案などが浮上したりと、カタールによるフランスへの投資は非常に盛んになった。最近ではフランスの貧困地区の整備事業という、いわば社会的インフラへの投資計画も急浮上している。

欧州危機により高い失業率に喘ぐフランスとしては、カタールからの投資は経済的に大助かりだ。まあ、フランスの事情を鑑みたサルコジ氏が、オイルマネー獲得の為に止むにやまれずW杯誘致をエサにカタール王族のフランス好きを徹底的に利用した、ということになるのだろう。勿論、開催が決まったものは今更ひっくり返らないだろうが、その事を面白くないと思っている理事は当然いるだろう。いずれにしろ、10月のFIFA理事会では一波乱ありそうだ。

■万吉:
なるほど。しかし政治的な意味合いはともかく、今回の様な「FIFAの観客や選手に対する気遣い」というものを、ぜひ高野連に教えてやりたいものだ。

余談になるが、日本の野球界においては、過去多くの好投手が、猛暑での過酷な甲子園トーナメントという異常なシステムにより潰されていった。最近では早稲田実業の斎藤もその中の一人になりつつある。大学を出てプロ入りし、体力は格段に向上したにもかかわらず、高校時代の球速を取り戻せないのは明らかに異常だ。ついに肩がパンクしてしまった。トッププロが出場するWBCにも厳格な球数制限があるのに、未完成な高校生に「母校の名誉のために」と過酷な連投を強いるとは、アメリカなら確実に訴訟となるだろう。

高校野球は教育の一環であるという建前のもと、密告で発覚したような些細な暴力や飲酒などの事案にも、部活動禁止といった厳しい連帯責任を負わせる。であるなら、将来野球で身を立てたいとする高校生の可能性を敢えて失わせるシステムを放置したままにする高野連は、「矛盾と偽善の存在」という事になる。

連投を美談とする風潮も無責任だ。日本は年々猛暑になっているが、時期変更が無理なら、甲子園大会は連投禁止制度を導入するべきだろう。制度がそうであれば、現場の指導者も複数エースの育成に本腰を入れてキチンと対応してくるだろう。サッカーのワールドカップはプロの世界大会だが、日本国内で金の卵が大勢出場する甲子園大会も科学的見地から見直すべきだ。準決勝で中一日空けるくらいでは本質の解決にはならない。昔とは時代が違う、という事だよ。







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プロフィール

urimasa

Author:urimasa
珍蔵:設計事務所経営。建築家。
サッカーファン。
(特にバルセロナFC)

万吉:元ジャーナリスト。投資家。
野球ファン。
(特に日ハムファイターズ)

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