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『先日亡くなられた作家・山崎豊子の小説で思い出した航空会社の体質』等のお話 

★珍蔵:
山崎豊子が亡くなった。僕は昔「大地の子」を読んで、その時は中国という国が嫌いになった。勿論、中国批判の小説ではないのだが、日本の製鉄会社と中国人のやり取りを読んでつくづくいやになった記憶がある。終戦時に逃げ遅れた主人公の妹の悲惨な末路も許せない気持ちになったものだ。

全て読んだわけではないが、妙に正義感が強い真面目な主人公が多かった気がする。彼女の小説は、小説と言うよりなにかドキュメンタリーの様でもあったせいか、理系の友人にも読んでいる人は多かった。

■万吉:
映画「沈まぬ太陽」の主人公(渡辺兼さん)は、会社にたてついたとしてナイロビかどっかに飛ばされるという「ひどい仕打ち」をうける。しかし兼さんは共産党系の組合を作り、飛行機を止めたりと暴れまくっていた。まあ当然というかそれでも甘すぎる人事だ。しかもナイロビでは支店長として大豪邸に住み召し使いを何人も使い休暇にはサバンナでアフリカ像を撃ち殺すという余暇に興じていた。ユニクロや和民の奴隷社員にしてみれば「どこの天国のお話だ?」というようなものだ(笑)。古き良き高度経済成長時代の作品だったな。

★珍蔵:
僕は小説で読んだ。猛獣狩に興じて仕事は適当にしてればよい、煩い上司もいない天国のような左遷だな、と同様のことを思った(笑)。

御巣鷹山の悲劇が起こった8月12日は僕の誕生日でもある。事故の当日は今の女房と初の婚前旅行中で、その日は長野県の白樺湖周辺に泊まっていた。まあ東京よりは事故現場に近かった。というわけで、何か気になって御巣鷹山に関する本は大概読んだよ。「沈まぬ太陽」もその一冊で、航空会社の体質がよく分かった。

当時はまだ組織事務所に勤務していたのだが、僕は都内の某所のに立つ分譲マンションの設計を担当していて、そこは近隣がやたらに煩いところだった。毎週説明会を開き、決着が付くまで10ヶ月もかかったが、中でも一番対応に苦慮したのは某航空会社のパイロットだった。とにかく自分勝手。自分の利益の事しか言わない。おそらくこの人は他人に頭を下げた経験がないのだろうと思った。毎日ハイヤーで送り迎えされ、チヤホヤされていれば周りが見えなくなるのも当然だ。今でもパイロットは航空会社のエリートだが、当時パイロットの待遇というのは異常だった。そんな金があるなら航空運賃を安くしろと思ったものだ。

その人の態度に対しては他の近隣住民もあきれていたのだが、ある日の説明会のとき、そのパイロットから僕は「君も若いのに、こんな周りの環境を考えない様な設計をするのなら職業を変えた方がいい!」と言われた。近隣説明会で罵倒されるのも仕事のうちだと割り切っていたが、あまりバカな事を言われたので思わずフッと笑ってしまった。それを見たパイロットは逆上し、その後30分ぐらい僕を罵倒しまくったよ(笑)。僕はひたすら謝ったけどね。まあその人だけの特性だと思うが、「沈まぬ太陽」を読んで、そのパイロットと航空会社の体質が妙にかぶったな。

■万吉:
かつて日本航空には労働組合がいくつもあった。全社横断的な組合のほかに機長組合のような職能別組合があり、さらにそれぞれに共産党などの各政治党派の影響を受ける組合が乱立して混迷を極めた。まったくアフリカ像ハンターの罪は重い。会社側も政治と癒着して、政治家などにファーストクラスのチケットを出しまくっていた。当時は現場の支店長クラスにチケットや優遇料金の裁量権限をかなり委譲されていたようだ。恐らくはそうした権限はかなり個人的なことにも利用されたのだろう。労使ともどもこれだから、会社が傾くのも当たり前だし、個人が偉そうになるのも分かるな。まあ今は航空会社も競争の世界になったので、だいぶ変わったのだろうが。

一方でナショナルフラッグキャリアを自認するだけあって、サービスの質は常に世界トップ水準を維持していたのではなかろうか。御巣鷹山の機長もよくあの状態であそこまでもったとプロが驚くくらいの操縦技術の持ち主だったようだし。パイロットも副操縦士までは徒弟制度で厳しく鍛えられるようだ。

★珍蔵:
まあとにかく偉そうだったよ。近隣問題によく政治家が顔を出すことがあるが、政治家よりも遥かに横柄だった。日本のパイロットの優秀性というのは海外でも有名らしいな。やはり組織にいる人間をおかしくするのはシステムの問題だといえるようだ。





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プロフィール

urimasa

Author:urimasa
珍蔵:設計事務所経営。建築家。
サッカーファン。
(特にバルセロナFC)

万吉:元ジャーナリスト。投資家。
野球ファン。
(特に日ハムファイターズ)

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http://soccer.livedoor.com/

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