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ザッケローニ監督解任論は何処へやら 【マスコミのレベルはファンのレベルとイコールなのか】

★珍蔵:
今回の欧州遠征で、海外の日本代表ファンは増えたようだ。「日本のプレーは見ていて面白い」。これは最高のほめ言葉ではないだろうか。「スーパーなFWはいないが、数人のコンビネーションで攻めてくる日本サッカーは圧巻」とか「日本は世界最強ではないがファンになった」等という感想は読んでいて気分が良い。

それにしても、ザッケローニ監督は強運の持主なのか。日本どころか世界のサッカーファンが彼を指示する結果となった。ベルギーメディアなどは「日本の人々は目先の結果が出ないことがあったとしても、ザッケローニ監督をサポートするべきだと思う」と語っていた。イタリアでは過去の人だったが、再びスポットライトがあたり始めている。そのしぶとさをW杯でも発揮して欲しいものだ。

■万吉:
4年前の総選挙のテーマは「政権交代」だった。本当はさらに「…か否か」と続くべきで、それならすべての総選挙にとって当たり前のことでわざわざ言い立てるべきことではないのだが、メディアの意図的なキャンペーンやレッテル作りの上手な小沢さんの戦術で「政権交代をするべき選挙だ」、という露骨な投票誘導の空気が醸成されてしまった。民主党とはどのような存在なのか、その政策は本当に日本人のためのものなのか、など検証もせずに「自民党がいなくなれば良くなる」という根拠のないぼんやりした思いで、怒涛のように民主党に票が流れた。このような日本社会特有の無意識に同調を強いる空気の存在は多くの学者が精緻に分析している。

僕はサッカーをあまりよくは見ていないが、コンフェデ杯以降に多くなったザッケローニに解任を求める空気は、そういうものとよく似ているように感じた。

★珍蔵:
以前にも述べたが、僕もこの時期に交替した場合のリスクも示さないで、ただ替えろというのはどうなのだろう、と思っていた方だ。替えれば絶対今以上になるのか、この時期にそれなりの監督が引き受けるという保証はあるのか、というリスクだ。

しかし、解任の論調はオランダ戦とベルギー戦の2試合でマスコミから完全に消え失せた様だ。世論もそうだが、スポーツ紙なども相変わらず手のひらを返す変わりようだった。

■万吉:
スポーツ紙は結果によって「ザック解任か!」(適当)とか「このまま行くとベスト4!」(適当)とかセンセーショナルな見出しを付けて売り上げを伸ばそうとするからな。内容はともかく、「見出し」はよく練られている。

★珍蔵:
フランスW杯のとき日本が負けて、「日本、おだ『仏』」とかいう某スポーツ紙の見出しには笑ってしまった。スポーツ紙の見出しはAVのタイトルの様にたまに感心させられる。

そういえば初めて日本に来た外国人が、彼は日本語を全く読めなかったのだが、キオスクで売られていたスポーツ紙の真っ赤で大きな字の見出しを見て、一体どんな大事件が起こったのか不安になった、という笑い話があった。

■万吉:
日本のスポーツ紙は芸能やゴシップも扱うので、タブロイド紙的な部分がある。欧州の、例えば「ガゼッタ・デッロ・スポルト」の様なスポーツ紙とは明らかに異なるので、センセーショナルな書き方は仕方がない。

なぜ日本にはそういうものがないのかというと、それは売れないからだ。純粋なスポーツ紙が売れるほどスポーツ文化が熟していないということだ。新聞は毎日発行するものなので、スポーツ、芸能、ゴシップ、ギャンブル、エロ、風俗や酒場情報などなど、とにかく読者が喜びそうなモノが何でも載っている方が売れるわけだな。

★珍蔵:
これはまあ今に始まった事ではないので、負ければ解任、勝てばさすがと褒めちぎる、言わば結果に同調する一貫性のないスポーツ紙やテレビなどのマスコミに対して、一々目くじらを立てても仕方がないと思うが、その分サッカー評論家の方々に頑張ってもらうしかないかな。

そもそもコンフェデ杯や今回の相手は、本来「負けが普通」の相手であり、勝敗で論ずるのはおかしものだったが、結果的に負けなかったので、根本にある問題が霞んでしまった可能性もある。

■万吉:
サッカーの場合、野球と違って受容レベルの違いという問題があると思う。つまり、高度な解説や論評に対する一般ファンのニーズが大きければ、それなりのものがメディアや評論家から供給される。スポーツメディアは商売の要素が強いから、ファンが望めばそれなりにアジャストしようとするだろう。そして陳腐な論評は淘汰される。

しかし、現状はそのようなモチベーションが働いているようには見えない。一部の評論家がいくら専門的で的確な評論をしても、それを受容する人が少ない。要するに、ヨーロッパに比べるとサッカーにおけるファンのレベルが低いということだ。

★珍蔵:
日本では野球の様に、大衆酒場でサッカーの専門的な話題が日常的に出てくる状況ではないからな。一般的なマスコミのレベルはファンのレベルでもあるということか。

■万吉:
今のところ日本のサッカー文化はその辺りにある、ということなのだろう。但し、日本的なサッカーの接し方はあっても良いはずで、南米や欧州がどうだからと言って、日本がそれに習う必要もないだろう。そもそも日本人と彼らとでは文化も気質も違いすぎるので、無理に当てはめて行くこともない。例えば、「甘い」と言われようが我慢強いのも日本社会の特徴だ。それによるメリットも少なからずあるはずだ。

野球に関しては、スポーツ紙は割と的を得た意見が載っているので、僕は結構重宝している。何しろ高校の頃からずっと読んでいるからな。ネットや日経新聞もいいが、野球ファンとしてはやっぱりスポーツ新聞がないと1日が始まらない。

★珍蔵:
ところで、今回のオランダ、ベルギー戦の2試合は、本田圭佑が改めてその存在感を大きく示したものとなった。世界も彼を注目選手の一人として認めている。

■万吉:
コンフェデ杯以降負け続け、ザック解任論が高まっていく様子は代表選手たちにも当然届いていたはずだ。そういった雑音は放っておけば良いのに、あえて波風をたてることを恐れずに、「90分間自分たちのサッカーを貫いているのが進歩。ここで叩かれてぶれる事があれば一番ダメ。W杯用に大きなものを披露しようと組みたてている段階。アジア杯で優勝した様なサッカーをW杯でするつもりはない」と、あたかも「外野はガタガタ言うな、文句がある奴は黙って結果を見ていろ」と言わんばかりの事を言い放ち、堂々とリスクを背負って立ち向かった本田という選手は、やはりたいした奴だと僕も感心した。

★珍蔵:
その上結果を出しつつあるからな。ミランのファンも心待ちにしている様だ。

日程が中2日と厳しかったせいなのか、あるいは本気でバックアッパーを試そうとしていたのかは分からないが、ボランチやサイドバック、センターバックの選択肢は今回の遠征でほぼ計算がついた様な感じを受けた。遠藤などは90分フルでやるより、45分の方がフレッシュさが保てて良いような気がした。

だが、本田圭佑の代わりは見当たらない。いいのか悪いのか、彼は日本代表にとってスペシャルな存在になってしまった。恐らく彼が出なければ対戦相手はホっとするだろうし、現実問題として日本の総合力は落ちる事になるだろう。本戦まで怪我をしないことを祈るばかりだ。


そのワールドカップの話だが、いよいよ出場32カ国が出そろった。今回はフランス、オランダ、イングランド、イタリアがシードに入っていないので、死の組が結構出来るかもしれない。来月6日に全世界注目の抽選会が行われる。

■万吉:
世界十数億人の人間が、かたずを飲んでクジ引きを見守り大興奮するというわけか。しかも人種、年齢、性別、国籍、貧富にもかかわらず。考えてみたら凄いことだな。アメリカ様の利益の為だけではない、このようなものこそ真のグローバリズムといえるのではないか。

★珍蔵:
確かにその通りだ。アメリカはむしろ脇役だ。オリンピック競技のレスリング騒動といい、グローバルなスポーツの中心は欧州にあるとわかる瞬間でもある。

先日、フランス対ウクライナの欧州プレーオフの試合を見た。ウクライナのホームで0ー2で負けたフランスが、自分たちのホームで3-0の逆転劇を演じてW杯出場を決めた試合だ。

どの選手も必死の形相でギリギリの部分でプレーをする、非常に見ごたえのある試合だった。ウクライナもしぶとく、さすがにクリチコ兄弟(現在、ボクシング各団体へビー級王者を彼ら兄弟で独占中)がいる国だなと思った。サッカー強国としての面子があるフランスに対し、経済的苦境によりロシア圏かEU加入かに揺れるウクライナも、W杯出場を決めて少しでも国を盛り上げたかっただろう。この様な、真剣度が普通とは全く異なる試合を60数試合も見る事が出来るW杯は、やはり特別な大会だ。

■万吉:
本大会直前に強豪相手に良い試合をしたのに、本大会でボロ負けしたというドイツ大会の悪夢が蘇るが、同じパターンにならなければ良いがな。

★珍蔵:
どういう形で臨むのであれ、確かなことは、本大会は格上ばかりでどの試合も非常に厳しい戦いになる、ということに尽きる。その上、今回の欧州遠征のおかげで少なくとも日本は無視できない国と認識され、徹底的にスカウティングされるだろうからな。本田や香川がしつこくマークされたとき、持ち味が出せるかどうか気がかりだ。

そして、「ブラジル、日本、フランス、イングランド」などという組み合わせになったら、それはもう嬉しいやら悲しいやら…だよ。

■万吉:
悲しいというのは分かるが、嬉しいというのは「怖いもの見たさ」、という事なのか?

★珍蔵:
そうだな。グループリーグを突破してもらいたいのは山々なのだが、どうせならこの様な死のグループで、日本がどれだけ出来るのか見てみたい気もするのだがね。






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プロフィール

urimasa

Author:urimasa
珍蔵:設計事務所経営。建築家。
サッカーファン。
(特にバルセロナFC)

万吉:元ジャーナリスト。投資家。
野球ファン。
(特に日ハムファイターズ)

只今【Soccer Journal】に参加中
http://soccer.livedoor.com/

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